未来惑星サヴァイヴ

先週は生きるためにかわいい動物でも食わねばならない、というサバイバルの
基本をきっちり見せてくれたのだが、やはりちょっとぬるいなあという感は
残り続けてる。
一つはネコ型ロボットのチャコ。こいつが便利すぎる。ただのペットロボットに
しては便利機能満載すぎる。未来世界の描写があまりなく、ポンとこいつだけ
出てきたのでなんだか浮いて見える。こんなのがどこの家庭でも珍しくない世界
なのだろうか。
そしてこっちが気になるんだけど、キャラの動かし方が、いかにもためにする
ケースが多い。ベルやカオルみたいなお役立ちなヤツラがなんでいるんだと
いうのは、まあいいとして(そういうヤツラがいないと始まらないし)ハワードを
便利に使いすぎな気がする。トラブルを出来させるためだけに動かされてる
キャラというかなあ。そりゃ世の中とんでもないバカやワガママ小僧はいっぱい
いますが、こいつの行動は現実感がなさすぎる。普通そこまでやらないだろう。
一方で、リーダーの座を陥落したメノリの描写なんかはリアルだったりするので、
余計にチグハグに見えてしまうんだよな。
ジュラトリッパーのゴッドもハワード的キャラだったが、あちらはキャラも世界も
物語ももっとマンガ的設定だったので、そういうもんだと割り切って見れた。
やっぱり"中途半端に凝ってる"というのが今の印象。