今回からガンスリが終わった後の枠に移動。で、いきなりの2話連続放送。
で、2話目(通算だと19話らしい)の温泉話が腹よじれるほど面白かった。
 
今時ちょっとクラシックな浪花節や燃え話を正面切ってやってるのが、
銀鉄本来の味なんだが、今回は丸々ギャグ話。
SDFの面々が村瀬隊長の実家である温泉宿に慰安旅行に行くのだが、もちろんありますの
サービスシーンから定番の卓球、宴会などの小ネタがいちいち面白い。
この勢いと隙の無さはハングリーハートの鏑木回に迫るな。
変則的な放送形態のせいもあって、見逃しちまった回もいくつかあるから、
あまりちゃんと観ているとは言えないのだが、それが悔しかったなあ。
パッと名前の出てこないキャラとかもいて、もっと細かいとこまで普段からチェックして
観てれば、この話更に面白かったろう。
ギャグに走りながらも、キャラを崩してしまうんじゃなくて、むしろ普段のストイックな
展開では描写し切れてないキャラ相互の関係を補完しちゃうあたりも上手い。
やきもちを焼いて見せるルイもかわいいが、村瀬とジュリアの大人なカップルの
落ちついた風情も良かった。
温泉話って最近じゃノルマになってんのかっていうくらい、どこのアニメでもやってるが
自分にはその中でも際立って面白かった。サービスシーンに重点置くとさすがに
萌え系アニメのそれには及ばないだろうけどさ。
 
温泉話って、大抵のアニメでは楽しんで作ったんだろうなって感がすることが多く、
作り手にとっても慰安の意味があるのかもしれないな、とか思った。
まあ、楽しいからって毎回慰安やっちゃってるとラブひなとかあかほりアニメに
なっちゃうし、たまの息抜きでやるからいいんだろうな、こういうのは。
 
あー、1話目についてなんも書いてないけど、面白くなかったわけではない。
銀鉄は松本キャラの使い方とかに抑制が効いていて、ファンサービスというものを
わきまえてるところが以前から好きなのだ。
アトムには見習ってほしいくらい。