「勝利か死か!? 復活!PX-1」

 
クーラがネットにとり憑いてる怨霊、ということが明かされた時にも
なんじゃそりゃと思ったが、今度は軽々とその上を行くぞ。
クーラの怨霊を操っていたのは化学兵器に侵されたレモンの木の怨霊だったのだ。
って本当になんじゃそりゃあ。
ゼノン市を残して人類は大量死滅したというのは前回はっきり言及されたことだが、
その時に巻き添えになった多くの生き物たちの怒りを一手に引き受けているのが、
レモンの木だ、ということで…、つかヘスティアが勝手にそう納得してたんだが、
なんでそこでレモンの木なんだと。
人間じゃないとコンピューターを動かすことができないからクーラを利用してる、
ということらしいのだが、クーラだって幽霊でキーボード叩いたりてるわけじゃ
ないからな。人間の幽霊にはコンピューターが扱えて、レモンの木の霊には無理だと?
つーか人間の霊がコンピューターにとり憑いて、それに更にレモンの木が
とり憑いてるってこと?もうなんかどっから突っ込んだらいいのかわからん。
以前にゲームの敵キャラとしてレモンの木が出てきたのは一応伏線だったのかね。
で、あの時はまんま木だったが、今度はロボット化してゲームのラスボスとして登場。
フェイク、ビフォー、ミントの三人が同時ログインして立ち向かうが、三人同時プレイが
出来るんなら、これまでもそれやれば良かったんでないか?
最終決戦にもかかわらず、モラートはいつもよりギャグ化が激しいし、ミントはいつも通りで
ビフォーとの合体技(前にフェイクとやってたヤツな、MBフォーメーションとかいう)を
強要されて「ビフォーとなんて恥ずかしいじゃない!」などとエロっちいセリフを
吐いたりで、あまり緊張感がない。
チップに込められたフルート博士の人格が発動して、クーラと対面、対決するフェイクが
結局1人で大変な目に会ってるな。
それとハディムはちょっとおかしくなっちまいましたか?
フェイクをフルートの生まれ変わりだとかイっちゃった事を言い始めて、デュープに
年齢が合わないと即座に突っ込まれてたが…。
生き残った人類の運命を背負って立たなければならないという責任の重さと、
フルートへの罪の意識とのダブルパンチで心が折れてしまったと考えれば気の毒な気も
するが、PX-1で市民をコントロール、は分かるとして、他に人類が生き残ってないと
思ってるんなら、なんで化学兵器なんぞを後生大事に保管してたんだろうなあ。
と、ここにきて色んなところがかなり息切れしてきました、あと1話なんとか頑張れバストフレモン。
 
ティエルがバイオチップを介してコンピューターに無線接続してたのだが、ティエルよりも
ヘスティアのノートPCの高性能っぷりのほうが驚きだ。
ヘスティアと会話してるし。インターフェイスが音声会話形式ってだけなのかもしれないが、
それにしても凄い。彼女の自作だろうか?