ポポロクロイス物語

これも第1部完な区切りのエピソード。
前回の、闇の回廊での幻に惑わされるシーンが実にリアルに黒かったが、
その分3人が力を合わせる姿に重みが出ていて良かった。
プラス一匹のパプーも、精霊を監視する月の精霊であったという正体を
告白。ルナ同様、正体を明かせなかったことを謝り、
全てをピノンに託して力尽きる。
続いてルナも、人間の姿を保つために使っている黄金の鍵に込められた
月の力を解放、妖精の姿を現し海に帰って行く。
 
2人の献身的な援護のおかげで闇の精霊を倒すピノン。
Bパートでは平和に戻ったポポロクロイスの様子が描写されるが、
友達じゃない3人組はもう友達だと認識してもらえたんだろうか。
ウララの魔法でネコミミにされたピノンがえらくかわいい。
パプー、ルナとの別れを余儀なくされたピノンだが無事2人と
再会。海に向かって「会いたいよ」とルナを呼ぶピノン。
変な照れやためらいもなく、素直になったものだ。
これなら友達作れるよ。ルナは妖精の姿でもかわいいと思う。

ルナからの手紙をピノンに渡し、「私って大人な女よね」
とこぼすプンプン王女もかわいい。コゴトは相変わらずだが
そこがヤツの良いところだ。
 
ヤズムに名前を与えて操っていた黒幕が出てくるみたいだが、
ここで終わりでも違和感ないくらい綺麗にまとめちゃったので、
今度はどう風呂敷を広げなおすのか注目だ。