「激闘バトルレディ」

 
街中で各人鋭意ロギア捜索の最中、アイス食いながらという不真面目な態度を
愛に咎められるラン。舌戦勃発。
「スチャラカダンサー!」「ボケボケナース!」と見苦しい限りの罵倒合戦をする
2人だが、ランが吐いた「コケシみたいに地味な顔」って発言はどうか。
つーか、顔のこと言っちゃイカンだろう。なんか上手いし。言い得て妙だし。
それだけに愛ヘコみそう。下手すると役者さん自体がヘコみそう。
仲裁しようとして「必殺鉄拳女」と言われ憮然とする実加。とばっちりだな。
 
その頃、ロギアはガントラスを大気圏外で待機させ、太陽に突入させるタイミングを
窺う。太陽黒点の影響でデリンジャー現象が起きているので、コントロール
不安があるらしい。地球人の作ったリモコンなんかに頼るから…。
つーかそんなんだったら、セイザー側もコントロール波にジャミングかければ良かったんじゃないか?
あとなあ、酸素がエネルギーのガントラスを宇宙空間に漂わせてるのもどうなのよ?
ルシアがラディアの名前を出してたのにちょっと感動。覚えててもらって良かったな、ラディア。
 
ロギアの後を尾ける愛だが、逆に罠にはまる。バレバレだしな、あんなんじゃ。
ラディアといい、いつぞやの刑事といい尾行下手なヤツしかいないのかこの世界には。
水のトライブの残り二人が救援に駆けつけるも、ルシア相手に苦戦。
確か、ラディアは以前ルシアに向かって、「お前ではゴルビオンはやれん」とか言ってたが…
もしかして、というかどう見てもラディアよりルシアのほうが強いんじゃねえか?
唯一、愛の投石でルシアに一矢を報いる水のトライブ。投石が最強ってのもな。
水滸伝じゃないんだから。(読んだことある人は知ってるだろうが、水滸伝では石つぶてを
使う没羽箭張清という豪傑とその嫁が最強クラスなのだ)
 
ロギアに逃げられたことに必要以上に責任を感じてか、「これは水のトライブの問題だ!」
と登場時の頃に戻っちまってる反町。セクト主義は感心できんな。
険悪な空気の中「できちゃいました!」と素っ頓狂な声で叫びながら現れる赤星。
ガントローラーを探知できるレーダーが出来たってことだったんだが、おめでたかと思ったよ。
早速レーダーを使ってロギアの元に赴く反町と辰平だが、いきなりロギアのホロスナイパーが
火を吹き倒れる辰平。敵も味方も飛び道具使うのにためらいねえなあ。
結局、懐のコントローラーが盾になって辰平は生きており、ロギアもタリアスが来たために
撤退していく。
「トライブがどうこう言ってるわけじゃないだろ」と2人を諭す天馬。リーダーとまでは
言わないが、先輩らしく体験談を持ち出したり、まとめ役が上手くなってきた。
主役っぽいぞ最近。
軽口を叩く辰平に向かって
「うるさいよ」
と、天馬反町2人同時の関西ツッコミが入り、それが傷口に当たって辰平悶絶、のシーンは
丸っきりコント。冒頭の口ゲンカもそうだったが、今回狙ったギャグが多いな。
セイザーは天然ギャグが基本なのだが、もしあれ全部狙ってやってるんだったら凄いかも。
 
さて、愛は今度は自らハデな格好で敵を引きつけてリターンマッチを目論む。
赤いコートに黒のミニスカ、髪型やメイクもケバ目にいじってたが、コケシ発言を気にしての
ことのようにも取れる。
今度は首尾良くルシアを罠にかけ、ラン、実加とも協力しての女性陣入り乱れてのバトル。
おお、タイトル通りだ。生身アクションが多目で、セイザー女性陣今回も頑張ってます。
ルシアの妙なファイティングポーズはギャグにしか見えないが。
結局、3人の必殺技を同時に受け、ルシアは失神、捕虜に。
まあ、愛のナース属性が発動してケガしたルシアを手当てしようと連れかえることに
なったので、捕虜ってのは結果的に、ということだが、失神すると人間体に戻ってたってのは、
こっちのほうが本来の姿なのか?バトルモードはセイザーたち同様装着してるような
もんとか?人間体で「顔に傷を…」とか言ってたしなあ。
たった2人(ラディア含めると3人か)に人類抹殺計画を遂行させようとしたり、
考えてみるとインパクター星人って良くわからないヤツラだ。

ていうか、ロギア先生は太陽が爆発したらどこに逃げる気でいるんだろ。
まさか自爆テロですかい?